佐藤松子流について

佐藤松弘美の、生涯の師匠である佐藤松子について紹介します。佐藤松子は明治42年栃木県生まれ。歌好きの父親に幼い頃より、小唄・端唄・清元を習わされ、11歳の頃より一座の座長として一家をあげて巡業した。その後、民謡一筋に。節回しにこだわりすぎる風潮に対して「民謡は意味が大切」と唱え、心を伝える「松子節」を確立した。キングレコード専属歌手として「磯節」「岡崎五万石」など、300曲以上のレコーディングをし、日本民謡の芸術性を高めたとして、日本民謡協会の民謡功労賞、松尾芸能賞民俗音楽特別賞、勲五等瑞宝章などを受賞。生涯現役で民謡の発展と普及に努め89歳で永眠された。鳥取県には、平成元年に松弘美の名披露目に来鳥。その後も民謡松弘美会の3周年発表会(平成3年)、7周年発表会(平成6年)、10周年発表会(平成9年)と、計4回来鳥して頂いた。

(写真左:佐藤松弘美、右:佐藤松子先生)